鍵を使ってしっかり施錠したから安心と思っていても、使用している鍵によっては逆に家の弱点になってしまう場合があります。実は鍵にもセキュリティの強いもの、弱いものが存在するのです。今回3つの種類の鍵の説明します。最も世の中に出回っているのがシリンダー錠と呼ばれる鍵です。名前は聞いたことない人も多いと思いますが、鍵穴に鍵を入れて回して開けるタイプの鍵です。このシリンダー錠には数種類タイプがあるのですが、その中の1つのディスクシリンダーと呼ばれる物は、実はピッキングに弱いという性質を持っています。
もし、このディスクシリンダーを利用中の方で、交換出来る環境ということであれば、交換した方が安心です。
逆にシリンダー錠の中でセキュリティが高い物が、ディンプルシリンダーと呼ばれる鍵です。ディスクシリンダーに比べ圧倒的にセキュリティが高く、複製も困難と言われる鍵です。合い鍵を作られる心配もないので安心ですね。また、戸建では最近増えているのですが、2ロックにすることでセキュリティが高まります。開ける場所が2か所になることでピッキングなどの不正解錠に時間が掛かってしまい諦める可能性や、下見の際2ロックということで諦めてもらえるかもしれません。
変わった鍵として利用されているのが、カードキータイプです。カードキータイプの場合、鍵穴がないためピッキングされる心配がありません。また、カードキーをバックなどに入れたまま電波などで鍵を開けることが出来るタイプもあるみたいなので便利です。そして少しずつ増えているのが、指紋などの生体認証式の鍵です。今までは研究所や事務所などで利用されていました。
他の鍵とのメリットは、鍵という物理的な物を持たなくても良いため、紛失する恐れがないことです。逆にデメリットは、肌荒れなどの体質を持っている人は時期によっては認証されにくく解錠までに時間が掛かってしまう可能性があることです。しかし指紋自体は何本も登録することが出来るので安心してください。今回3つの鍵の紹介をしました。メリット、デメリットを考え、鍵の交換などを行い、玄関からの侵入を防ぎましょう。