多くの人が利用しているWi-Fiは、会社や公共の場に限らず自宅でも利用できるようになっています。
そのWi-Fiの設定ですが、ちゃんと行っていますか、今回Wi-Fiを少しでも安全に利用出来るように、セキュリティ強化の対策についてご説明します。
対策の1つ目として、パスワードの設定を行うことです。パスワードの設定をするのって当たり前でしょと考えている人もいるのですが、中にはパスワードの設定を全くしおらず、誰でも利用できるような状態の方もいます。
簡単に言うと家の鍵を掛けていないようなもので、勝手に入られて個人情報を抜かれたり、犯罪に利用される恐れがあります。ですので、確実にパスワードの設定を行いましょう。
対策の2つ目として出来ることは、パスワードを複雑にするということです。よくパスワードを0000やABCなどの簡単なものにしている人がいますが、簡単なパスワードの場合すぐ見破られてしまいます。
生年月日や名前などもNGです。パスワードの理想としては、数字や記号、アルファベットの大文字、小文字を利用して組み立てることです。様々なものを利用することで、見破られなくなっています。
セキュリティーセンターでは20文字以上の設定を推奨しています。長ければ長い程安心です。もし忘れてしまいそうだからという理由で、簡単なパスワードにしている人は安心してください。
パスワードをスマートフォンやパソコンで入力すると、パスワードを保存するので、覚えなくてもいいのです。対策の3つ目として出来ることは、無線LANの暗号化を強く設定することです。
実は無線LANにも暗号化の強度が数種類存在します。強度が低い、WEPから強度が高いWPA2-PSKまであります。もし、古いルータを利用していてWEPしかない場合はルータの買い替えをお勧めします。今回のこの3つの対策を行うだけでセキュリティの強化になります。
他の対策に関してはパソコンの知識がいる設定もあるので、まずは自分が出来るセキュリティ対策から行って行きましょう。