お金など盗まれないように、自宅を留守にしている時に、泥棒が入ってこないように気をつけている人はたくさんいます。
戸を開けられにくいスタイルの鍵に換えて、窓を2重ロックにするという感じです。その一方で軽視されがちなのが職場のセキュリティです。
職場ですから、防犯対策の責任は会社側にあるのです。ただもし万が一、社内の物品や情報が盗まれたりすれば、そこで働く自分自身も困ってしまうことでしょう。出社したら机の上にあるべきパソコンが無くなっていたら大事です。
そのようなトラブルを避けるためにも、出来るだけの対策をしておくべきなのです。やるべき事は自宅での防犯対策と基本的に変わりがありません。鍵を開けづらい物に交換するなど、物理的に侵入できないようにするのです。それにプラスして防犯カメラを設置するのも効果があります。
犯罪者は、その場面を記録されたくないのです。マスクをしていれば判別できないから無意味だと言う人もいますが、それは誤解です。
個人を識別可能かどうかではなくて、自分自身がそこに記録される事自体が犯人には嫌な事なのです。本物を設置するのが困難であれば、ダミーでもいっこうに構いません。それだけで、ある程度の犯罪抑止効果が期待できます。
盗まれる物はすべて形がある物だけではありません。パソコンで扱っているデータもその対象になります。これはネットを経由して盗まれてしまう事があるので、今までの対策とは別の対策を講じる必要があります。
コンピュータウィルスに感染すると大事な情報が流れる可能性があるので、セキュリティソフトを装備しておくと良いでしょう。アップデートを面倒くさがらず適時に行いソフトを最新の状態に維持するのが大切です。
また、それだけでなく重要なデータをなるべくパソコン内に留めない様にするのも有効です。何も無ければ盗めません。USBメモリー等にセーブして、使う時だけパソコンに差し込むような使い方が効果的です。