観葉植物は空気清浄効果が期待できる

ストレスの多い現代社会。森などの自然に触れると癒された感じがしませんか?

ご存じのとおり、植物には癒しの効果があります。「わざわざ森とか行けない・・・」「都会に住んでるから緑がない・・・」このような方は、気軽に観葉植物を飾ってみてはいかがでしょうか。観葉植物も空気清浄効果が期待できる、現代人のストレス緩和の力強いサポーターです。

植物がマイナスイオンを発生することは、いまでは多くの人がご存じですよね。

マイナスイオンは負の電子を帯びた集合体で、マイナスイオンの働きにはストレスの軽減やリラックスを促すなどの作用があり、心身の健康に効果が期待できます。マイナスイオンの濃度が高いと言われている森などの緑に囲まれたところに行くとつい深呼吸してしまいますよね。

植物が土や空気中から吸収した水分を葉から蒸発させることで、空気中の湿度が上昇します。カビやホコリ、プラスイオンがその水分に吸着すること地面に落ち、空気中にはマイナスイオンだけ残ります。

そのため、森の中では、マイナスイオンがより多くなるのです。日常生活に観葉植物を取り入れると、同じような効果が得られます。お部屋の広さにもよりますが、観葉植物の数はできるだけ多いほうがその効果が高まります。

また、マイナスイオンは空気中の有害物質を吸収してくれます。とくにシックハウス症候群の原因であるホルムアルデヒドを吸収してくれるため、健康リスクを回避する手助けにもなります。

観葉植物の効果はこれだけではありません。マイナスイオンは人体に影響のある有害なカビやバクテリアの発生を抑制してくれます。これは植物が“フィトケミカル”という物質を出しているためです。

植物は、二酸化炭素を吸収して酸素を合成してくれるだけでなく、人間の都合で汚してしまった空気をきれいにしてくれる存在です。

また、熾烈な環境でも力強く育っている植物を見ると、元気をもらえるという人も少なくないのではないでしょうか。ストレスが多い現代ですが、観葉植物は健康リスクをおさえてストレスを軽減する効果が期待できます。ぜひ身近に取り入れてみてください。